あおいくすり [ECO]
~jrの日記~
しちがつ、はちのひ
あついです たいようがびかびかです
あついときだからあついものたべるぞってとうちゃんがいいました
バーベキューだからやさいがたりないぞーっていって
とうちゃんはかいにいきました。
あついからほんとはおそとでたべるのがあつくていやです
でもゆうがただからへいきなんだってー
みんなでおそとごはんするんだってー
はねのひとがうしちゃんといっしょにかえってきた
きょうははやいです
「おかえりー!」
「う、うー……」
「モー…」
はねのひとがうしちゃんみたいになってた
「あたま…いたーい…」
「ごみょうき!」
「うん、ごびょうき…ね…?」
「ンモー」
はねのひとがあたまいたいのごびょうきになった
はねのひとはおうちのあるじだから
ごびょうきはたいへんです
「あたまー?」
「最近暑かったり肌寒かったりするからかな?」
「するからー?」
「ンモー…」
「だいじょぶ、ちょっと寝たらなおるよ」
ごびょうきはたいへんです
「いくぞ うしちゃん!」
「ンモー」
こまったときは とだなにくすりがあります
「これ、きずのおくすりね」
「ンモ。」
「これ、おなかいたいときのね」
「モー。」
「じゃぁ、これー?」
「モ?モ?」
「これだよー」
「ンモ。」
「これあげよう」
「ンモ。」
「はねちゃん くすりー」
「ふぇっ!?」
あおいおくすりをあげました
とてもよろこんだ
「なおる?」
「ん、ありがと。だいじょうぶ、なおるよ。」
「きょうはそとごはん。そとごはんだよ!」
「そとごはん?」
「あー!」
「わっ、何?」
「すわってー!」
はやくなおるおまじないをわすれちゃだめです
いたいのいたいの
どーん!
「すぐねなきゃだめだよ。うしちゃんはこっち!」
「モ、モ!?」
「えっ、ちょっと」
「ねなきゃだめー!」
あんぜんだいいちです
「ただいまー」
「とうちゃーーん!」
「あのさぁ、とうもろこしどのぐらい買ったらいいかわかんなくて
とりあえず2本かってみたんだけどまにあうよn
「どグォっ!」
「とうちゃん!ねてるからだめだよ!」
「お、おま…飛び込んだらいかんってアレほど…」
「おうちは入っちゃだめ!」
「や、意味が…てか地味にはいった…今の…わき腹…」
「だめなの!」
「いや、でもキッチンに材料とりにいかんと…」
「いまは じゅうしょうだから!」
「はぃいい!?」
あんぜんだいいち!
.
.
.
じゅーじゅーいいにおい
めがねちゃんと、いもむしちゃんもかえってきた
「今日はいやに豪勢ね。何?誰かのボーナス支給日?」
「日雇い族に、ンな制度ないんすけど。」
「なんでもない日なのに?」
「何でもないから肉を焼くんすよ」
「ほひっ!(なにっ!)」
「なふゅはひゅっほふぁへふゅーはみょ?(夏場はずっとバーベキューなの?)」
「そこ!肉まだ早い!」
おひさまはまっかになった
でもじゅーじゅー あつい
「とうちゃん、おちゃのみたい」
「あいあい、そこにあるからもってきな」
「うん、やっぱりおみず」
「どっちだよ!」
おみずをとりにいこうとしたら
「あっ、はねちゃんきた!」
「おー、重病で大変だった家主さんがかえってきた」
「ちょっ、なにそれ!?」
「ウフフ、まぁいらっしゃいな」
「おひくひゃくひゃっひゃうひょー?(お肉なくなっちゃうよー?)」
「だからそこ!肉まだ早い!」
みんないると にぎやかでいいわねって ねこのひとがいった
とうろこもしとじゃがいもをいっぱいたべた
ちびはたんすいかぶつすきだよなーって とうちゃんがいった
たんすいかぶつってなにー
「くすりもらった。」
「へ?誰に?」
「Jr。」
「うそん。薬の種類とかわかんないっしょ」
「それがねー」
「ラムネ味だったの」
にっきおしまい